乳がんではいつまで経過観察しますか?
乳がんは進行が遅く10年後や20年後に再発することもあるため、長期的に経過観察が行われます。
乳がんの再発は手術後2~3年、または5年前後くらいに起こることが多いです。
乳がんは進行が遅いため、10年後や20年後に現れることもあります。そのため、手術後は長期間にわたって経過観察が行われます。
再発した場合、定期的に検査を受けて早めに治療を開始しても、症状が現れてから治療を開始した時と比べて全体の生存期間に違いはありません。
ただし、もう片方の乳房に新たにできる乳がんに関しては、早期発見により完全に治療できる可能性が高くなります。
経過観察が終わったあとも年1回、マンモグラフィを受けることが推奨されています。
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東京医科歯科大学病院 がんゲノム診療科 特任助教
石橋 直弥 監修
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