爪甲剥離症・脱落症は自力で治せる?主にどんな治療をする?

監修医師井林 雄太糖尿病・内分泌科 / 福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック

爪甲剥離症・脱落症について、特に知りたいことは何ですか?

利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。

爪甲剥離症・脱落症を自力で治すことはできますか?

原因が外傷等の一時的なものであれば自然治癒の可能性がありますが、感染や全身疾患の場合は受診が必要です。

爪甲剥離症や爪の脱落が自力で治るかどうかは、その『原因』に大きく依存します。

指先をぶつけたなどの明確な外傷や、洗剤による一時的な刺激が原因であれば、患部を保護し、乾燥を避けながら清潔に保つことで、新しい爪が生え変わるとともに自然に治癒することが期待できます。しかし、原因が爪水虫(白癬)などの感染症、乾癬、あるいは甲状腺機能異常といった全身疾患にある場合、自力での完治は困難です。背景にある病気自体を治療しない限り、剥離が進行したり、他の指に広がったりする恐れがあります。

爪が完全に生え変わるには、手の指で約半年、足の指で約1年という長い時間が必要です。自宅でのケアを数週間続けても改善が見られない場合や、爪の変色、痛み、腫れを伴う場合は、自己判断を避け、早めに皮膚科を受診して原因を特定することが重要です。爪は全身の健康状態を映す「窓口」でもあるため、適切な診断が早期回復の近道となります。

爪甲剥離症・脱落症の場合、主にどのような治療をしますか?

原因に応じた治療が基本です。感染には抗真菌薬、外傷には保護、全身疾患にはその治療を行います。

爪甲剥離症や脱落症の治療は、まず「何が原因で爪が剥がれているのか」を特定し、その原因に対処することが基本です。

感染(カンジダや白癬菌など)が原因の場合は抗真菌薬の外用や内服が行われます。乾癬やアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患に伴うものであれば、ステロイド外用薬などで元の病気を治療します。外傷や刺激(ネイルや手仕事など)が原因の場合は、爪への刺激を避けて清潔に保ち、新しい爪が伸びてくるのを待ちます。

根元から抜ける脱落症(手足口病後など)は、多くの場合、新しい爪が生えるまで患部を保護しながら経過観察を行います。甲状腺疾患などの全身疾患が隠れていることもあるため、必要に応じて血液検査が行われ、内科的な治療と並行して行われることもあります。爪の完全な再生には数ヶ月から1年近い時間が必要なため、専門医の指導のもと根気強くケアを続けることが大切です。

関連する病気と症状

この記事をシェアする

Googleで優先するソースとして追加

治療が必要な患者様へのお願い

爪甲剥離症・脱落症

の方は説明を必ずお読みください

こちらのQRコードを

スマーフォンのカメラで読み取ってください

疾患について分かりやすくまとまっています
1

QRコードを読み取るだけ 非接触で安心

2

一問一答なので 読むのが簡単

3

どんな治療をするべきか 納得して取り組める

公開日:

最終更新日:

編集・監修基準について

本記事は情報の正確性を担保するため、以下のフローを経て作成・公開されています。

  1. Q作成

  2. 医師執筆/監修

  3. QAレビュー

  4. 公開

福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長

井林 雄太 監修

初めての方へ

ユビー病気のQ&Aとは?

現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。

病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ
無料で症状を調べる
医療AIに不調を相談

医療AIパートナー ユビー

24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです

無料で症状を調べる
症状を調べる

症状検索エンジン「ユビー」

体調に不安がある、医療機関への受診を考えている方向けに、20〜30問程度の質問に答えることで、あなたに関連性のある病名や、適切な受診先を無料で調べられます。

医療機関を探す
医療機関を探す

お近くの病院をお探しの方へ

「受診科が分からない」「どの医療機関に行ったらいいか分からない」といった悩みは、ユビーの病院検索が便利です。近所の病院も探せるので、ぜひご利用ください。

ユビーウェルネス
ウェルネスを学ぶ

ユビーウェルネス

医師監修の信頼できる健康情報メディアで、日常のからだに寄り添う生活改善のヒントをお届けします。