爪甲剥離症・脱落症ではどのような症状がありますか?
爪が先端から白く浮く「剥離」や根元から抜ける「脱落」が主な症状です。変色や痛みを伴う場合もあります。
爪甲剥離症と脱落症は、どちらも爪が下の皮膚(爪床)から離れてしまう状態ですが、現れる症状のパターンが異なります。爪甲剥離症では、主に爪の先端や横から剥がれ始めます。剥がれた部分に空気が入るため、その箇所が白く、あるいは黄白色に浮いて見えるのが最大の特徴です。細菌感染(緑膿菌など)を伴うと緑色に変色したり、内出血により黒く見えたりすることもあります。
一方、爪甲脱落症は、爪の根元から剥がれが始まり、最終的に爪全体が自然に抜け落ちてしまいます。爪がなくなると、下の皮膚がむき出し(爪床露出)になり、痛みや外部刺激に敏感な状態となります。いずれの場合も、周囲の皮膚に炎症が起きると赤みや腫れ、痛みを伴います。新しい爪が完全に生え変わるまでには指で約半年、足で約1年という長い時間が必要です。見た目の変化が著しい場合や、痛み・膿を伴う場合は、速やかに皮膚科を受診してください。
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(参考文献)
Debra K Lee et al.“Optimal diagnosis and management of common nail disorders”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35238267/,(参照 2026-02-02).
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A K Gupta et al.“Onychomycosis: strategies to improve efficacy and reduce recurrence”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12482040/,(参照 2026-02-02).
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福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
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