脊髄空洞症とはどのような病気ですか?
脊髄の中に髄液(ずいえき)という液体が入り込み、脊髄が圧迫されてしまう病気です。
脊髄は、脳と末梢神経をつなぐ重要な役割を果たしている神経の通り道です。
運動神経や感覚神経など、手足を動かしたり痛みなどを感じたりするために必要な神経が通っています。
脊髄は髄液と呼ばれる液体の中に浮かんでいますが、その液体が脊髄の中心にある中心管という場所にたまってしまうと、脊髄が内側から圧迫されてさまざまな症状を引き起こします。
生じる症状は、脊髄のどの部分に空洞症が起こったかによってさまざまです。
亀田総合病院 脳神経内科
原瀬 翔平 監修
(参考文献)
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