半月板損傷で腫れと痛みが続く場合の対処法を教えてください。

痛みと腫れが続く場合には、消炎鎮痛剤(痛み止め)やサポーターの利用が効果的な場合が多いです。

解説

痛みと腫れが続く場合には、消炎鎮痛剤(痛み止め)やサポーターの利用が効果的です。ただし、急に症状が大きく悪化した場合には、先に医師の診察を受けましょう。

半月板が損傷している状態は、膝の動きが不安定になったり、半月板がより深く傷つきやすかったりと、普段よりも膝に負荷がかかりやすい状態であると言えます。

このため、気をつけて生活をしていたとしても、しゃがみ込みや階段昇降、方向転換などの際に膝に負担がかかってしまい、膝の痛みや腫れが強まることがあります。

このような状況では、膝の炎症を抑えるために、消炎鎮痛剤の飲み薬や貼り薬を使用すると、症状が緩和されることが多いです。

病院で処方されたものがあれば、それを使用しましょう。もし手持ちがなければ、一時的に市販の痛み止めを使用することもできます。

また、膝を安静にすることも症状の緩和には有効です。特に、しゃがみ込みや下り階段は、膝の負担が大きいため避けるようにしてみましょう。

同時に、サポーターを使用することで膝の負担を減らすことができます。市販のものも有効な場合が多いため、試してみるとよいでしょう。

このような対応を行っても症状の緩和が得られない場合は、半月板の損傷がより重度になっている可能性があります。

症状が明らかに悪化している場合も同様な可能性があるため、医師の診察を受けるようにしましょう。

公開日

最終更新日

山田記念病院 整形外科 整形外科部長

濱畑 智弘 監修

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