半月板損傷の再発を防ぐためにはどうすればよいですか?
体重をかけながら膝を深く曲げる動作や、膝だけで捻るような動きを避けることが重要です。
体重をかけながら膝を深く曲げることや、膝だけで捻るような動きを避けることが重要です。
半月板損傷を一度起こしてしまうと、手術をした場合でも強度が回復してくるまでには時間を要します。また、時間をかけても完全な強度には戻らない場合が多いです。
このため、損傷を起こしてから早期の間は、医師や理学療法士の指導のもと、過剰な負荷がかからないように運動を制限しながらリハビリを行うことが重要です。
一般的には運動に復帰するまでに4~6ヶ月必要となります。これは個々の状況によって変化します。
また、運動に復帰したとしても、半月板に負荷がかかりやすい動きについて理解しておくことが重要です。体重をかけながら勢いよく深く膝を曲げる動作や、膝だけで捻りを加えるような動作は特に注意が必要です。
一方で、適切な筋力トレーニングにより、膝の筋力を鍛えることによって、負傷しにくい安定した膝に近づけることができます。筋力トレーニングは、適切な時期から十分に取り入れることが重要です。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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