半月板損傷が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
膝に強い力がかかってから痛みや腫れが始まった場合には、整形外科を受診しましょう。
半月板損傷は、多くの場合でスポーツ活動や日常生活上のアクシデントの際に、膝にひねりの力が加わったときに生じます。
このため、膝に強いひねりの力がかかったあとから、腫れや痛みが始まった場合には、半月板を損傷した可能性が十分にあるため、病院を受診したほうがよいでしょう。
骨折や靭帯損傷の可能性もあり、これらの評価も行うことができます。
一方で、痛みや腫れはケガをした最初に目立つものの、1~2週間かけて痛みや腫れが徐々に改善してくることが多いです。
日常生活ではそれほど痛みを感じなくても、スポーツの際や急いで階段を上り下りする際にのみ、痛みを感じるといった場合があります。
痛み以外には、膝を曲げ伸ばしした際にひっかかる感じがしたり、コキッというような異音がしたりといった症状がみられる場合があります。膝が腫れやすいといった症状の場合もあります。
このように、しばらくして痛みが落ち着いたものの、スポーツには支障がある場合や、膝の引っかかり感や腫れやすさが残る場合には、病院を受診して診察を受けるようにしましょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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