半月板損傷の手術後の痛みはいつまで続きますか?
手術の方法によっても異なりますが、1ヶ月程度は軽い痛みが続く場合があります。
手術の方法によっても異なりますが、1ヶ月程度は軽い痛みが続く場合があります。
半月板損傷の手術には、傷がついてしまった半月板を切って整える切除術と、切れた部位を縫い合わせる縫合術があります。切除術では、5~10mmの小さな傷を2カ所つけて手術を行いますが、縫合術では3~4cmの傷をもう1カ所追加することがあります。
このため、どちらの手術でも傷による痛みはあまり長引かないことが多く、1~2週間で落ち着いてきます。
手術後の膝の炎症が続くことで、しばらく痛みを感じる方がいらっしゃいます。この間に徐々に膝の周りの筋肉や靭帯の動きが固くなってしまい、これが違和感や痛みとして感じる場合があります。
特に縫合術を行った方では、縫った半月板が再度断裂しないように、手術後の膝の動きの制限が必要となるため、より長期間軽い痛みが続く場合があります。
一般的には1ヶ月ほどの期間が必要になることが多いですが、個々の状況によって変化するため、担当医師に確認しましょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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