半月板損傷の重症度の違いは?どこが痛む?歩けなくなることはある?
半月板損傷について、特に知りたいことは何ですか?
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半月板損傷について、気になる症状はありますか?
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半月板損傷の場合、どの部分が痛むのか教えてください。
半月板損傷の場合、どの部分が痛むのか教えてください。
個人差はありますが、膝の内側や外側に痛みを感じることが多いです。
半月板損傷では、膝のまわりに痛みを感じます。個人差はありますが、膝から離れた場所に痛みを感じることはあまりありません。
半月板は、膝関節の中にある構造物です。内側と外側の半月板があり、その損傷部位の近くに痛みを感じる場合がほとんどです。
半月板には膝の運動の安定化機能があるため、損傷していると膝の運動が不安定になります。このため、特にしゃがみ込み動作や階段昇降、方向転換などの運動の際に痛みを感じやすくなります。
膝より少し上の太もも近くや、少し下のふくらはぎ近くに痛みを感じることもあります。痛みの感じ方には個人差があるのですが、それよりも遠く離れた部位に痛みを感じることはあまりありません。
(参考文献)
半月板損傷の場合、歩けなくなりますか?
半月板損傷の場合、歩けなくなりますか?
重症例でロッキングを起こすと歩けなくなることがあります。
半月板損傷では、重症例でロッキングを起こすと歩けなくなることがあります。通常は、歩けなくなるほど強い症状をきたすことはほとんどありません。
半月板を損傷すると、膝を深く曲げる際や伸ばしていく際に、膝の痛みを感じることが多いです。ただし、損傷の程度が重症であるほど、軽い動きでも痛みを強く感じるようになります。
損傷の範囲が広くて深い重症な半月板損傷では、ロッキングといって膝の骨が半月板に生じた亀裂にはまり込んでしまい、強い痛みを生じることがあります。
はまり込んだ状態が外れるまでは、痛みのため膝の曲げ伸ばしが困難になり、歩くこともできなくなる場合があります。
無理に外そうとすると、半月板の亀裂が拡がることもあるため、改善しない場合には病院を受診するようにしましょう。
(参考文献)
半月板損傷の重症度の違いを教えてください。
半月板損傷の重症度の違いを教えてください。
MRI検査や症状の出方によって重症度を判断します。
半月板の損傷の仕方によって、重症度が異なります。重症なほど、強い症状が出やすく治りにくいことが多いです。
MRI検査は半月板損傷の診断において最も有用な画像検査です。半月板の損傷の部位や形態(縦断裂、横断裂、水平断裂、弁状断裂、バケツ柄状断裂など)、大きさ、深さが関節面に達しているかどうかを詳細に評価できます。
重症度の評価にGrade分類があります。
- Grade 1: 半月板内に点状または斑状の変化あり。関節面には達しない。
- Grade 2: 半月板内に線状の高信号あり。関節面には達しない。
- Grade 3: 半月板内の高信号が関節面に達しているもの。半月板の断裂ありと判断する。
画像評価や症状の強さにもとづき、半月板損傷の重症度は、以下のように総合的に判断されます。正確な判断は個々に異なるため、医師に診断してもらう必要があります。
- 軽度: 症状が軽く、ロッキング現象がなく、画像検査での損傷も比較的小さく安定している場合。保存療法が選択されることが多いです。
- 中等度: 痛みや引っかかり感があり、日常生活に支障をきたす場合。画像検査で関節面に達する断裂が認められる場合など。症状や損傷の形態により、保存療法か手術療法が検討されます。
- 重度: 強い痛みや頻繁なロッキング現象があり、日常生活が困難な場合。バケツ柄状断裂のように大きく不安定な断裂がある場合など。多くの場合で手術療法が必要となります。
(参考文献)
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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