半月板損傷で安全にできる筋トレメニューを教えてください。
段階によって適切なリハビリがあります。医師や理学療法士のもと、安全な筋肉トレーニングを行いましょう。
半月板損傷では、治療段階によって適切なリハビリを行う必要があります。医師や理学療法士の指導のもと、安全な筋肉トレーニングを取り入れていきましょう。
半月板損傷したばかりの急性期には、無理な筋力トレーニングを行う必要はありません。安全にできるトレーニングは、等尺性運動といって膝を曲げ伸ばしせずに筋肉に力を入れる運動です。太ももの前に力を入れる大腿四頭筋の運動や、太ももの後ろに力を入れるハムストリングスの運動があります。
2~3週間経過すると、膝の腫れが引いてきて痛みも改善してきます。この頃には膝の曲げ伸ばしをゆっくり行う運動を取り入れます。また、仰向けで膝を伸ばしたまま足を持ち上げるSLRという運動を行うことができます。
1~2カ月治療が順調に経過すると、さまざまな筋力トレーニングを行うことができる時期となります。
レッグエクステンションといって、椅子に座った状態から膝を伸ばして床に平行にして静止する運動ができます。筋力がある方は、足首に少し重りを付けることもできます。壁に背を持たれかけた状態で、両膝を軽く曲げて静止するwall quarter squatという方法もあります。
これ以外にも、さまざまな運動を取り入れることができる場合があります。個々によって状況が異なるため、担当の医師や理学療法士に相談してみましょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
半月板損傷
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです