半月板損傷で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
薬や装具の調整を行い、それでも効果が不十分であれば手術を検討します。
半月板損傷で用いられる薬は、一般的には消炎鎮痛剤(痛み止め)です。
薬にもさまざまな種類があること、患者さんの治療中の病気などの状況によっては、少し弱めの薬で様子をみていることもあります。
薬の増量や組み合わせの変更によって、症状が楽になる場合もあります。
次に、もう少し強固な固定が必要な場合があります。一般的にはギプスなどの頑丈な固定は行いませんが、損傷を起こした直後など、症状が強い初期の段階ではこの限りではありません。
膝関節装具やサポーターなどの使用が有効な場合もあります。
これらの対応を行っても症状の改善が不十分な場合には、手術が必要となる可能性があります。
通常、半月板損傷では2~3ヶ月のリハビリのあとに、手術を予定することが多いですが、症状が強い場合には早い段階で手術を決定する場合もあります。
処方薬の変更や固定方法の変更のため、まずは医師に相談しましょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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