半月板損傷はレントゲン検査でわかりますか?
半月板損傷はレントゲン検査ではわかりません。MRI検査が有用です。
一般的に半月板損傷は、レントゲン検査ではわかりません。診断のためには、MRI検査が有用です。
半月板はコラーゲンでできた構造物ですが、骨のように密度の濃いものではありません。
このため、同じようなコラーゲンでできている軟骨と同様に、レントゲン検査では見ることができません。
レントゲン検査では骨の構造がよく見えるため、軟骨がすり減っているかどうかは、膝の関節内の隙間の具合を見ることで判断することができます。
一方で、半月板はこのように判断をすることができません。
このため、半月板の状況を判断するためにはエコー検査やMRI検査など、他の検査を行います。
一般的にはMRI検査が、半月板損傷の状況を一番正確に診断することができる有用な検査であると考えられています。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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