半月板損傷のMRI検査ではどのようなことがわかりますか?
半月板の損傷の状況がわかり、手術方法の決定に役立ちます。
MRI検査では、半月板がどの部位で、どの方向に、どの程度深く損傷しているかなどが詳しくわかります。この情報は手術方法の決定に有用です。
MRI検査は、半月板損傷の診断に一番有用な検査です。半月板や軟骨、靭帯などレントゲン検査では判断することのできない構造物について、どのような状況であるかがわかり、どのような手術が必要かの重要な判断材料となります。
半月板だけが損傷しているのか、軟骨や十字靭帯の損傷も合併しているのかどうかによって、必要となる手術の種類が異なるためです。
半月板のみの損傷であっても、半月板がどの部位で、どの方向に損傷しているのかによって、実際の手術の内容が変わります。
事前にしっかりと損傷状況を把握することで、正確な手術が行えるだけではなく、手術後に必要となるリハビリや、その期間などの治療経過も正確に予測できるようになります。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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