半月板損傷の手術では何日くらい入院が必要ですか?
「切除術」では2~7日、「縫合術」では3~14日くらいの入院期間が必要となることが多いです。
「半月板切除術」では2~7日、「半月板縫合術」では3~14日くらいの入院期間が必要となることが多いです。これは損傷の状況や体力など、個人の状況によって変化します。
半月板損傷の手術には、大きく分けて2種類あります。半月板を切除して形を整える「半月板切除術」と、専用の器材を使用して半月板を縫合する「半月板縫合術」です。
「半月板切除術」のほうが手術後の安静期間が短くてすむことが多く、入院期間も短くてすむ場合が多いです。
一方で、「半月板縫合術」では縫った半月板が再度損傷してしまうことを防ぐために、手術後も慎重にリハビリをすすめていく必要があります。このため、手術後の膝の安静や松葉杖の練習のために入院期間が長く設けられる場合が多いです。
ただし、入院期間については各病院や患者さんの状況によって変化します。損傷の程度が重症であるほど、年齢や体力、松葉杖の習得の上手さなどの要因が関係してくるため、正確な入院期間については担当医に確認するようにしましょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
半月板損傷
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ