半月板損傷の手術後、仕事復帰までどのくらいかかりますか?
立ち仕事や重量物を扱うような仕事では、1~2カ月の期間を要する場合があります。
手術内容にもよりますが、デスクワークであれば1~3週間、立ち仕事や重量物を扱う仕事であれば、1~2ヶ月の期間を要する場合があります。
半月板損傷の手術には、一般的に切除術と縫合術があります。
切除術は、痛んでしまった半月板を切除することで痛みの改善を図ります。傷も小さく、手術後の活動性制限も比較的少なくすみ、デスクワークであれば1~2週間で復帰できることが多いです。
一方で、半月板縫合術は、損傷して亀裂の入ってしまった半月板を縫い合わせる手術です。
縫い合わせた半月板に十分な強度が出るまで回復するには時間を要します。このため、切除術に比べるとデスクワークも復帰までに時間を要する場合が多いです。
また、立ち仕事や重量物を扱うなどの仕事内容によっては、復帰までに1~2ヶ月必要となる場合があります。
ただし、これらの手術後の安静期間については、半月板損傷の状況や具体的な治療内容によって異なります。個人差があるため、担当医に十分に確認することが重要です。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
半月板損傷
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ