離断性骨軟骨炎ではどのような症状がありますか?

初期は不快感や鈍い痛みです。進行すると、強い痛みや引っかかり感、動かせなくなるなどの症状になります。

解説

離断性骨軟骨炎の症状は、病気がどのくらい進行し悪化しているかによって、以下のように変化します。

初期症状

まだ骨軟骨片が剥がれていない段階では、運動後の不快感や漠然とした鈍い痛みがある程度で、あまりはっきりとした症状が出ないことが多いです。そのため、自分では病気に気づきにくいこともあります。

進行期の症状

軟骨の表面にひび割れや変形が起こり状態が悪くなると、痛みが強くなってスポーツをするのが徐々に難しくなります。

終末期(骨軟骨片が剥がれてしまった場合)の症状

  • 引っかかり感やズレ感:骨軟骨片が関節の中で動くようになり、肘や膝を曲げ伸ばしするときに引っかかり、ズレたりするような感覚があります。
  • ロッキング:剥がれた軟骨片が関節の間に挟まってしまい、肘や膝が急に動かなくなることがあります。これは「ロッキング」と呼ばれ、強い痛みが生じることがあります。
  • 異音:大きな骨軟骨片が関節内で動くときに、「ゴリッ」という音が聞こえることもあります。
  • 関節の曲げ伸ばしの制限:肘や膝関節で、曲げ伸ばしができる範囲が狭くなることがあります。
ユビーAIパートナーユビーAIパートナーに聞いてみよう

離断性骨軟骨炎について、特に知りたいことは何ですか?

利用規約プライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。

離断性骨軟骨炎について、気になる症状はありますか?

もっとも当てはまる項目を選択してください。

公開日

最終更新日

山田記念病院 整形外科 整形外科部長

濱畑 智弘 監修

おすすめのQ&A
関連する病気と症状

(参考文献)

この記事をシェアする

治療が必要な患者様へのお願い

離断性骨軟骨炎

の方は説明を必ずお読みください

こちらのQRコードを

スマーフォンのカメラで読み取ってください

疾患について分かりやすくまとまっています
1

QRコードを読み取るだけ 非接触で安心

2

一問一答なので 読むのが簡単

3

どんな治療をするべきか 納得して取り組める

関連するQ&A
関連する病気と症状
気になる症状はユビーアプリで簡単チェック
初めての方へ

ユビー病気のQ&Aとは?

現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。

病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ
無料で症状を調べる
医療AIに不調を相談

医療AIパートナー ユビー

24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです

無料で症状を調べる
症状を調べる

症状検索エンジン「ユビー」

体調に不安がある、医療機関への受診を考えている方向けに、20〜30問程度の質問に答えることで、あなたに関連性のある病名や、適切な受診先を無料で調べられます。

医療機関を探す
医療機関を探す

お近くの病院をお探しの方へ

「受診科が分からない」「どの医療機関に行ったらいいか分からない」といった悩みは、ユビーの病院検索が便利です。近所の病院も探せるので、ぜひご利用ください。

治療法を調べる
治療法を調べる

治療案内ユビー

自身の治療情報を登録することで、治療の選択肢や使っている薬についてなど、あなたの参考になりそうな治療情報を調べられる機能です。

ネットで医師相談
ネットで医師相談

ユビーかんたん医師相談

病院にすぐに行くべきかなど悩んだタイミングですぐに相談。つらくて病院に行けないとき、時間がないとき、夜間や休日などに、いつでも医師に相談できます。