離断性骨軟骨炎ではどのような症状がありますか?
初期は不快感や鈍い痛みです。進行すると、強い痛みや引っかかり感、動かせなくなるなどの症状になります。
離断性骨軟骨炎の症状は、病気がどのくらい進行し悪化しているかによって、以下のように変化します。
初期症状
まだ骨軟骨片が剥がれていない段階では、運動後の不快感や漠然とした鈍い痛みがある程度で、あまりはっきりとした症状が出ないことが多いです。そのため、自分では病気に気づきにくいこともあります。
進行期の症状
軟骨の表面にひび割れや変形が起こり状態が悪くなると、痛みが強くなってスポーツをするのが徐々に難しくなります。
終末期(骨軟骨片が剥がれてしまった場合)の症状
- 引っかかり感やズレ感:骨軟骨片が関節の中で動くようになり、肘や膝を曲げ伸ばしするときに引っかかり、ズレたりするような感覚があります。
- ロッキング:剥がれた軟骨片が関節の間に挟まってしまい、肘や膝が急に動かなくなることがあります。これは「ロッキング」と呼ばれ、強い痛みが生じることがあります。
- 異音:大きな骨軟骨片が関節内で動くときに、「ゴリッ」という音が聞こえることもあります。
- 関節の曲げ伸ばしの制限:肘や膝関節で、曲げ伸ばしができる範囲が狭くなることがあります。


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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
.“「膝離断性骨軟骨炎」”.公益社団法人 日本整形外科学会.https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/osteochondritis_dissecans.html,(参照 2025-10-01).
鶴田 敏幸ほか.“上腕骨小頭離断性骨軟骨炎の予後因子”.J-Stage.https://www.jstage.jst.go.jp/article/nishiseisai/63/3/63472/article/-char/ja/,(参照 2025-10-01).
長澤 誠ほか.“野球検診で発見された上腕骨小頭離断性骨軟骨炎例の特徴”.J-Stage.https://www.jstage.jst.go.jp/article/katakansetsu/42/2/42_552/_article/-char/ja/,(参照 2025-10-01).
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