離断性骨軟骨炎で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
薬が効かない場合には、保存療法を続けるか、手術療法を検討することになります。
離断性骨軟骨炎の治療において、もし消炎鎮痛薬などの薬を飲んでも痛みが改善しない場合、病気の状態によっては安静や運動制限を強めたりしながら保存療法を継続します。 しかし、保存療法を続けても病巣の回復が見られなかったり、骨軟骨片が完全に剥がれてしまって痛みや動きの制限などの症状が悪化したりする場合は、手術が必要になることがあります。
手術では、多くの場合で関節鏡(関節の内視鏡)を用いて行います。関節鏡で確認しながら、器具を使って患部に穴を開けて治癒を促したり、剥がれた骨軟骨片を元の位置に戻して固定したりします。
骨軟骨片の状態から元の位置に戻すことが困難な場合には、骨軟骨片を取り除いたり、自分の体の別の場所から健康な骨軟骨を移植したりする場合があります。これらの治療方針は、患者さんの病期(病気の進み具合)、損傷の範囲、年齢、症状などによって決まります。手術を行う際には適切なタイミングがあります。薬の効果が感じられない場合は、必ず医師とよく相談し、今後の治療について話し合うことが大切です。
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
.“「膝離断性骨軟骨炎」”.公益社団法人 日本整形外科学会.https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/osteochondritis_dissecans.html,(参照 2025-10-01).
鶴田 敏幸ほか.“上腕骨小頭離断性骨軟骨炎の予後因子”.J-Stage.https://www.jstage.jst.go.jp/article/nishiseisai/63/3/63472/article/-char/ja/,(参照 2025-10-01).
長澤 誠ほか.“野球検診で発見された上腕骨小頭離断性骨軟骨炎例の特徴”.J-Stage.https://www.jstage.jst.go.jp/article/katakansetsu/42/2/42_552/_article/-char/ja/,(参照 2025-10-01).
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