膝が離断性骨軟骨炎でも、サッカーを続けられますか?
基本的には、治療のためにサッカーなどの運動は中止する必要があります。
膝の離断性骨軟骨炎と診断された場合は、病気の進行を止めて治癒を促すためにも患部に負担がかかる運動を控えることが非常に重要です。 サッカーはジャンプや急な方向転換など、膝に大きな負担がかかる動きが多いため、離断性骨軟骨炎の原因の一つとも考えられています。治療では、医師の指示のもと、以下のような対応が求められます。
安静と運動制限
少なくとも数ヶ月間は、サッカーなどのスポーツ活動を完全に中止し、膝関節を安静に保つことが必要です。これは、関節の傷んだ部分の自然治癒を促すためです。
画像検査での修復確認
痛みがほとんどなくなったとしても、自己判断で運動を再開してはいけません。レントゲンやMRIなどの画像検査で、病巣がしっかりと修復されていることが確認されるまでは治療を継続し、医師の許可を得てから段階的に運動を再開することが大切です。
無理にサッカーを続けると、病気が悪化して骨軟骨片が完全に剥がれてしまったり、将来的に変形性関節症(軟骨がすり減って、膝が変形していく病気)に移行したりするリスクが高まります。将来も長くスポーツを続けるためにも、今は我慢して、医師の指示に従い治療を優先するようにしましょう。
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
.“「膝離断性骨軟骨炎」”.公益社団法人 日本整形外科学会.https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/osteochondritis_dissecans.html,(参照 2025-10-01).
鶴田 敏幸ほか.“上腕骨小頭離断性骨軟骨炎の予後因子”.J-Stage.https://www.jstage.jst.go.jp/article/nishiseisai/63/3/63472/article/-char/ja/,(参照 2025-10-01).
長澤 誠ほか.“野球検診で発見された上腕骨小頭離断性骨軟骨炎例の特徴”.J-Stage.https://www.jstage.jst.go.jp/article/katakansetsu/42/2/42_552/_article/-char/ja/,(参照 2025-10-01).
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