離断性骨軟骨炎の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
安静を保ち、無理な運動や患部への負担を避けることが大切です。
離断性骨軟骨炎と診断されたら、日常生活では以下のようないくつかの点に気を付ける必要があります。
安静と運動制限
最も大切なことは、患部を安静に保ち、医師から指示された期間はスポーツ活動を中止することです。病気の状況によっては、投球やバッティングだけでなく、重い物を持つ、拭き掃除を行うなど、患部に負担がかかる動作も禁止されることがあります。痛みがなくなったからといって自己判断で運動を再開せず、身体診察や画像検査で病巣の修復が確認されるまで治療を継続することが重要です。
リハビリテーション
安静期間中にも、病変のある肘や膝だけでなく、肩や体幹、下半身全体の柔軟性や筋力を向上させるためのリハビリテーションが重要です。医師や理学療法士の専門的な指導のもと、計画的に行いましょう。これにより、再発を防ぎ、スポーツ復帰後の負担を減らすことができます。
症状の早期受診
もし、痛みや違和感の悪化に気づいた場合、放置せずにすぐに医療機関を受診しましょう。早期に発見し、適切な治療を受けることが、病気の進行や将来的な後遺症を防ぐために重要です。


離断性骨軟骨炎について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
離断性骨軟骨炎について、気になる症状はありますか?
もっとも当てはまる項目を選択してください。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
.“「膝離断性骨軟骨炎」”.公益社団法人 日本整形外科学会.https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/osteochondritis_dissecans.html,(参照 2025-10-01).
鶴田 敏幸ほか.“上腕骨小頭離断性骨軟骨炎の予後因子”.J-Stage.https://www.jstage.jst.go.jp/article/nishiseisai/63/3/63472/article/-char/ja/,(参照 2025-10-01).
長澤 誠ほか.“野球検診で発見された上腕骨小頭離断性骨軟骨炎例の特徴”.J-Stage.https://www.jstage.jst.go.jp/article/katakansetsu/42/2/42_552/_article/-char/ja/,(参照 2025-10-01).
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
離断性骨軟骨炎
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです