サルコペニアでふくらはぎに筋肉がつかない原因はなんですか?
サルコペニアは全身の筋肉に影響し、特に下肢は加齢や活動量低下で筋肉が減りやすく、ふくらはぎもその影響を受けるためです。
サルコペニアは全身の骨格筋に起こる現象ですが、特に歩行や立ち上がりなど日常的に使われる下肢の筋肉(大腿四頭筋、下腿三頭筋=ふくらはぎの筋肉など)は、加齢や活動量の低下による影響を受けやすく、筋肉量の減少が比較的顕著に現れやすい部位のひとつですです。
ふくらはぎに筋肉がつきにくい、あるいは以前より細くなったと感じる場合、サルコペニアによる筋萎縮が原因のひとつとして考えられます。
サルコペニアでは、加齢や活動量低下、栄養不足などが複合的に影響し、筋肉の合成が低下し分解が進むことで筋線維が萎縮・減少します。この変化がふくらはぎの筋肉にも起こるため、筋肉がつきにくくなったり、細くなったりすることがあります。
ただし、ふくらはぎが細いことだけが、サルコペニアの診断基準ではなく、正確な診断には全身の筋肉量や筋力、身体機能の評価が必要です。
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
サルコペニア
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです