先天性ミオパチーは主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
根治薬はなく、症状に応じた補助的な薬が使用されます。
先天性ミオパチーは薬で治す病気ではなく、薬は症状に応じて補助的に使われます。
先天性ミオパチーは筋肉(体を動かす組織)の遺伝子異常による病気で、現在は病気そのものを改善する薬(根本治療薬)は確立されていません。そのため治療の中心はリハビリや呼吸管理などの支持療法(体を支える治療)です。
薬は主に症状に応じて使われます。呼吸管理では去痰薬(痰を出しやすくする薬)や気管支拡張薬が用いられることがあります。痛みに対しては鎮痛薬、神経痛様の症状にはガバペンチンなどが使われる場合があります。また一部では、アルブテロール(筋力改善が報告されることがある)やピリドスチグミン(疲れやすさに有効な例)などが試みられますが、いずれも標準治療ではありません。
さらにRYR1関連では悪性高熱症(麻酔で体温が急上昇する状態)のリスクがあり、ダントロレンが重要ですが、これは予防・治療目的であり病気自体を治すものではありません。副作用として、動悸、震え、下痢、眠気、肝機能異常などがみられることがあります。現在は遺伝子治療などの研究段階の治療もありますが、一般診療では多職種による長期的管理が基本です。
先天性ミオパチーについて、特に知りたいことは何ですか?
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(参考文献)
Denise Cassandrini et al.“Congenital myopathies: clinical phenotypes and new diagnostic tools”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29141652/,(参照 2026-04-03).
George Konstantinos Papadimas et al.“Update on Congenital Myopathies in Adulthood”.National Library of Medicine.https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7279481/,(参照 2026-04-03).
Kathryn N North et al.“Approach to the diagnosis of congenital myopathies”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24456932/,(参照 2026-04-03).
Ching H Wang et al.“Consensus statement on standard of care for congenital myopathies”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22431881/,(参照 2026-04-03).
.“先天性ミオパチー(指定難病111)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/4726,(参照 2026-04-03).
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宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
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