胸椎椎間板ヘルニアになりやすい年齢はありますか?
比較的稀ですが、30代から50代の中年層に多く見られる傾向があります。
胸椎椎間板ヘルニアは、腰椎や頚椎のヘルニアに比べて発生頻度が低い疾患です。しかし、発症しやすい年齢層としては、椎間板の変性が始まる30代から50代の中年層に多く見られる傾向があります。
加齢に伴い椎間板の水分量が減少し、弾力性が失われることで、ヘルニアが生じやすくなると考えられています。また、外傷や重い物の持ち運び、長時間の不良姿勢など、脊椎に負担がかかる生活習慣も発症リスクを高める要因となり得ます。
若年層や高齢者にも発生しないわけではありませんが、中年層での発症が比較的多いとされています。
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
(参考文献)
Olivier Gille et al.“Analysis of hard thoracic herniated discs: review of 18 cases operated by thoracoscopy”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16408236/,(参照 2025-08-25).
Mehmet Denizhan Yurtluk et al.“Thoracic disc herniations: diagnosis, surgical techniques, and complication insights”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40104307/,(参照 2025-08-25).
Ulrich Quint et al.“Thoracoscopic treatment for single level symptomatic thoracic disc herniation: a prospective followed cohort study in a group of 167 consecutive cases”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22160099/,(参照 2025-08-25).
R K Lyu et al.“Thoracic disc herniation mimicking acute lumbar disc disease”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10065528/,(参照 2025-08-25).
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