更年期障害があっても性行為はできますか?
基本的には問題ありませんが、不快感などがある場合は必ず医師に相談してください。
基本的には更年期障害があっても性行為はできます。更年期障害は病気ではなく、加齢による自然な体の変化なので、性行為が禁じられるわけではありません。
ただ、更年期に入ると、女性ホルモンの減少によって、腟の乾燥や性交痛を感じやすくなることがあります。これは、腟の粘膜が薄くなり、潤いが不足するためです。
もしそういった症状がある場合は、無理をせず、パートナーとよく話し合うことが大切です。市販の潤滑ゼリーを使ったり、性行為の前に十分な時間をかけてリラックスすることも有効です。
また、更年期障害の症状のひとつである気分の落ち込みやイライラが、性欲に影響することもあります。そのような場合は、無理に性行為をするのではなく、パートナーとのスキンシップやコミュニケーションを大切にすることもよいでしょう。
更年期障害による体の変化はありますが、工夫次第で性行為は十分に可能です。もし悩んでいることがあれば、婦人科の先生に相談してみるのもよいでしょう。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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