更年期障害
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/04/26
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更年期障害について「ユビー」でわかること
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更年期障害と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
ほてり・のぼせがある
- 自覚した時期
- 1ヶ月以上前から
意欲が低下している
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
- 症状の頻度
- 初めての症状である
更年期障害とはどんな病気ですか?
「更年期障害」とは、閉経の前後10年間の更年期に見られるさまざまな症状のうち、日常生活に支障をきたすものを言います。女性ホルモンの低下・ストレスなどの心理的因子・仕事や家庭環境などの社会的因子が重なり発症します。日常生活に支障が出ているような場合には、婦人科を受診しましょう。
更年期障害の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
更年期障害への対処法は?
生活習慣を整え、十分な睡眠や適度な運動、バランスの良い食事などで症状が改善することもあります。また疲れやストレスをためず、リラックスする時間を作ることも大切です。症状が強い場合は、治療が可能ですので、産婦人科で相談してください。
更年期障害の専門医がいる近くの病院はありますか?
更年期障害の専門医がいる病院を見る更年期障害のQ&A
- A.
更年期でも起こる可能性はありますが、他の原因も考えられるため、必ず医師に相談してください。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る片方の腕のしびれの原因が、必ずしも更年期障害だけとは限りません。
更年期障害によってホルモンバランスが乱れると、自律神経の働きに影響が出ることがあり、その結果、しびれを感じることがあります。しかし、腕のしびれには、ほかにもさまざまな原因が考えられます。
例えば、神経の圧迫です。長時間同じ姿勢でいたり、姿勢が悪かったりすると、首や肩の神経が圧迫されて腕にしびれが出ることがあります。
また、血行不良も原因のひとつです。冷えや運動不足などで血行が悪くなると、しびれを感じることがあります。
さらに、生活習慣も影響することがあります。睡眠不足やストレス、過労などが続くと、体の不調としてしびれが現れることがあります。
まれに、脳や神経の病気が原因で腕にしびれが起こることもあります。
このように、片方の腕のしびれの原因はひとつではありません。自己判断で「更年期障害だろう」と決めつけずに、まずは医療機関を受診して、原因を特定することが大切です。
整形外科や神経内科、内科などで相談してみるのがよいでしょう。医師に症状を詳しく伝え、必要な検査を受けることで、適切な診断と治療を受けることができます。
早めに原因を特定し、適切な対処をすることで、不安を解消し、快適な生活を送ることができます。 - A.
更年期障害ではホルモンバランスの変動により、神経が過敏になることがあり、皮膚の表面や体がピリピリすることはあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る更年期が原因で、皮膚の表面や体がピリピリすることはあります。
これは、更年期によるホルモンバランスの変化が、自律神経の働きに影響を与えることが原因のひとつと考えられています。
自律神経は、体温調節や血管の収縮など、体のさまざまな機能をコントロールしています。
ホルモンバランスが乱れると、この自律神経の働きも不安定になり、その結果、皮膚の感覚が過敏になったり、ピリピリとした痛みを感じたりすることがあるのです。
また、更年期になると、皮膚の水分量が減少し、乾燥しやすくなります。皮膚が乾燥すると、外部からの刺激に敏感になり、ちょっとした刺激でもピリピリと感じることがあります。
ただし、皮膚のピリピリ感の原因は、更年期だけではありません。乾燥肌やアレルギー、神経系の病気など、他の原因も考えられます。
もし、皮膚のピリピリ感が気になる場合は、まず皮膚科を受診して、他の病気の可能性がないか確認してもらうと安心です。
その上で、更年期による症状の可能性がある場合は、婦人科の先生に相談してみるのもよいでしょう。
保湿をしっかり行ったり、刺激の少ない下着や衣類を選ぶなど、日常生活でできる対策もあります。 - A.
加味逍遙散や桂枝茯苓丸が有効な場合がありますが、必ず医師や薬剤師に相談してください。
解説ホットフラッシュは、急に体がカーッと熱くなる、更年期によくある症状で、つらいです。
市販薬や漢方薬の中にも、ホットフラッシュの症状を和らげるのに役立つ可能性のあるものがいくつかあります。市販薬
市販薬としては、ビタミンEを主成分とするものがあります。ビタミンEは、体のサビつきを防ぐ抗酸化作用があり、血行をよくする働きも期待できます。
漢方薬
漢方薬としては、体質や症状に合わせてさまざまな種類が用いられます。
例えば、加味逍遙散(かみしょうようさん)は、イライラや不安感を伴うホットフラッシュによく使われます。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は、冷えを伴うホットフラッシュに適していると言われています。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は、比較的体力がある方の、のぼせや肩こりを伴うホットフラッシュに使われることがあります。
ただし、市販薬や漢方薬は、あくまで症状を和らげるためのもので、根本的な治療ではありません。また、体質に合わない場合や、他の薬との飲み合わせに注意が必要な場合もあります。
市販薬を使用する場合は、薬剤師さんに相談して、自分の症状に合ったものを選ぶようにしましょう。漢方薬を試したい場合は、漢方に詳しい医師や薬剤師に相談するのがおすすめです。
もし、市販薬や漢方薬を使っても症状が改善しない場合や、日常生活に支障が出るほどつらい場合は、我慢せずに婦人科など専門のお医者さんに相談することが大切です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るF. Kronenberg, et al. Ann Intern Med. 2002,137(10),805-813.
S. Levis, et al. Arch Intern Med. 2011,171(15),1363-1369. - A.
大豆食品やビタミンEを含む食品の摂取が有効となる可能性があります。また、香辛料やカフェイン、アルコールは控えめにすることも重要です。
解説ホットフラッシュは、体が急にカーッと熱くなる、更年期によくある症状です。
食べ物や飲み物で完全に治せるわけではありませんが、症状を和らげるのに役立つと言われているものがあります。大豆製品
大豆製品に含まれるイソフラボンという成分は、女性ホルモンに似た働きをすると言われています。豆腐や納豆、味噌汁など、普段の食事に取り入れやすいものが多いので、意識して食べてみるのはよいかもしれません。
ビタミンEを含む食品
ビタミンEを含む食品もおすすめです。アーモンドやかぼちゃ、アボカドなどに多く含まれています。
ノンカフェインの飲み物
飲み物としては、ノンカフェインの飲み物がよいでしょう。カフェインは血管を収縮させる作用があり、ホットフラッシュを悪化させる可能性があります。
麦茶やルイボスティー、ハーブティーなどがおすすめです。特に、カモミールティーはリラックス効果もあると言われています。
ただし、これらの食品や飲み物はあくまでサポート的な役割です。劇的な効果があるわけではありませんし、人によって効果の感じ方も違います。バランスの取れた食事を基本として、これらの食品を上手に取り入れてみてください。
もしホットフラッシュが頻繁に起こったり、日常生活に支障が出るほどつらい場合は、我慢せずに婦人科のお医者さんに相談することが大切です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るF. Kronenberg, et al. Ann Intern Med. 2002,137(10),805-813.
S. Levis, et al. Arch Intern Med. 2011,171(15),1363-1369. - A.
閉経前にはホルモンバランスが乱れ、生理が長引くことがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るはい。閉経前に生理が長引くことは正常な現象と言えますが、注意が必要です。
閉経前に月経周期や月経の持続期間が乱れることは一般的であり、月経が長引くこともあります。
更年期には以下のような経過をたどることが多いとされています。更年期の一般的な経過(例)
①月経周期の乱れ
月経が1週間以上早くなったり遅くなったりします。出血量や月経の持続期間も変化します。月経が長引くこともあります。
②無月経期間の延長
徐々に月経が来なくなり、2ヶ月に一度、3ヶ月に一度と減っていきます。通常、数年間かけて頻度が減っていき、最終的に閉経となります。
なお、更年期は子宮体がんなどの病気が徐々に増えてくる時期でもあります。更年期に伴う月経の異常と思っていても、実は他の病気に伴う不正出血ということもあります。月経が長引く場合には、一度婦人科を受診しておくと良いでしょう。 - A.
閉経前後に起こるホルモンバランスの変動が原因で、更年期特有の症状が一時的に激しくなることを指すものと考えられます。
- A.
更年期の時期は人それぞれなので、60才を過ぎても更年期の症状が出ることはあります。
解説はい。60才を過ぎても更年期のような症状が続くことはあります。
閉経時期は40才代前半〜50才代後半と個人差が大きいため、更年期症状の出現時期もさまざまです。また、更年期症状の続く期間も数年間から10年以上と個人差が大きいため、60才を過ぎても更年期症状が続く可能性があります。
一方で、閉経後しばらく経ってから新規に症状が出現した場合や、元からある症状であってもどんどん症状が重くなる場合など、更年期障害以外に他の病気が隠れている可能性もあります。
自己判断で更年期障害と思いこまずに、婦人科など医師へ相談すると良いでしょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本女性心身医学会.“女性の病気について”.日本女性心身医学会.https://www.jspog.com/general/details_76.html,(参照 2024-04-24).
日本産科婦人科学会.“更年期障害”.日本産科婦人科学会.https://www.jsog.or.jp/citizen/5717/,(参照 2024-04-24). - A.
更年期以降の時期は「閉経後」と呼ばれます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る閉経前後の計10年間を更年期と呼びますが、それ以降は「閉経後」として扱われ、身体的には新たな変化が起こります。
閉経後も、エストロゲンなどの女性ホルモンの血中レベルが徐々に低下していきます。数年間経過すると、低値で安定的に推移することになります。
女性ホルモンの欠乏に伴い予想される変化として、以下のようなことが挙げられます。骨密度の低下
骨粗しょう症になりやすくなります。
動脈硬化の進行
外陰部の萎縮
外陰部の違和感、かゆみ、乾燥などが起こりやすいとされています。
- A.
閉経前後の5年間、計10年間のことを指して更年期と呼びます。更年期の終わりのサインは特にありません。
解説更年期とは、閉経前後の5年間、計10年間程度の時期を表す言葉です。期間で区切られているため、更年期の終わりの明確なサインはありません。
閉経のサインとしては、月経周期が60日以上に伸びてきている場合に閉経が近づいてきていると考え、12ヶ月以上月経が来なかった場合には閉経していると判断します。閉経して5年間までが更年期に該当します。
更年期症状が終わる時期に関しては個人差があり、通常5年以内に収まりますが、10年以上続く方もいます。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本産科婦人科学会.“更年期障害”.日本産科婦人科学会.https://www.jsog.or.jp/citizen/5717/,(参照 2024-04-24).
Nanette Santoro et al. The Menopause Transition: Signs, Symptoms, and Management Options. The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism. 2021, 106, p.1-15. - A.
更年期障害の症状や、おすすめの病院や対処方法は症状検索エンジン「ユビー」で調べられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る閉経前後の更年期(40代前半~50代後半)に以下のような症状がみられる場合、更年期障害が考えられます。
- ホットフラッシュ
- 易疲労感・めまい・動悸
- 気分の落ち込み
- 睡眠障害
- 外陰部(デリケートゾーン)の症状
体調に不安がある、あるいは医療機関への受診を考えている方向けに、20〜30問程度の質問に答えることで関連する病名や適切な受診先や調べられる症状検索エンジン「ユビー」を無料で提供しており、多くの患者様にご利用いただいています。
気になる病気や症状がありましたら、ぜひご利用ください。 - A.
女性の更年期障害と似た症状に加え、ED(勃起障害/勃起不全)や性欲低下などを生じることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る男性の更年期症状としては下記のような症状があります。
精神的な症状
- うつ、気分が落ち込みやすくなる
- いらいらする
- 不安になる
- 集中力の低下
自律神経の乱れによる症状
- ほてる、のぼせる
- 異常に発汗する
- 動悸がする
性機能の症状
- ED(勃起障害/勃起不全)
- 性欲低下
その他の症状
- 筋力が低下する
- 骨や関節に痛みを生じる
- A.
上半身を中心としたのぼせや発汗などは更年期障害の初期兆候の可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るホットフラッシュと呼ばれる上半身を中心とした一過性のほてりや発汗などは、更年期障害の早期の兆候のひとつとして考えられています。月経周期がまだ安定している年齢でも出現することがあります。
ただし、更年期障害の症状は多岐にわたり、必ずしもホットフラッシュから始まるとは限りません。
気分が不安定になるといった精神的な症状を強く感じる方もいます。 - A.
のぼせやほてり、発汗の症状を言います。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るホットフラッシュとは、40代前半~50代後半頃の更年期の女性によく見られる症状で、突然上半身を中心にほてりを感じます。通常数分程度、長くとも10分以内には改善します。
感じる頻度はそれぞれですが、一日の間に何回も感じる方もいます。
ほてりの他に、発汗や皮膚の赤みなどの症状も伴うことがあります。 - A.
疲れや発汗、肩こり、頭痛、のぼせなどの症状がよく見られますが、どのような症状が見られるかは人によって異なります。
解説更年期障害で見られる主な症状は以下の通りです。
特にホットフラッシュは半数以上の女性が感じるとされている頻度の高い症状となります。ホットフラッシュ
最もよく見られる症状であり、突然顔や上半身が一時的に熱くなり、のぼせるような感覚になります。通常症状は数分程度でおさまります。
易疲労感・めまい・動悸など
疲れやすくなったり、動悸やめまい、関節や腰などに痛みを感じたりするといった身体症状が見られることもあります。
気分障害・睡眠障害・気分の落ち込み
気分が安定せずイライラしやすくなり、不安感に襲われたり夜間に十分に寝ることができなくなったりします。うつ病のような気分の落ち込みが見られることもあります。
外陰部(デリケートゾーン)の症状
腟や周囲の組織の萎縮に伴い、外陰部に痒みを感じたり、性交痛、尿失禁などが見られることもあります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るNanette Santoro et al. Menopausal Symptoms and Their Management. Endocrinol Metab Clin North Am. 2015, 44, p.497-515.
公益社団法人 日本産科婦人科学会ら.“産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編 2020”.https://www.jsog.or.jp/activity/pdf/gl_fujinka_2020.pdf,(参照 2023-10-03).
Rupa Koothirezhi et al.“Postmenopausal Syndrome”.National Library of Medicine.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK560840/,(参照 2023-10-03).
更年期障害について、医師からのよくある質問
- イライラする感じがありますか?
- ほてり・のぼせ・発汗がありますか?
- 頭痛がありますか?あるいは頭が重いですか?
- 疲れやすさを感じていますか?
- 体のだるさはありますか?
監修医師
診療科・専門領域
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