更年期が原因で、皮膚の表面や体がピリピリすることはありますか?
更年期障害ではホルモンバランスの変動により、神経が過敏になることがあり、皮膚の表面や体がピリピリすることはあります。
更年期が原因で、皮膚の表面や体がピリピリすることはあります。
これは、更年期によるホルモンバランスの変化が、自律神経の働きに影響を与えることが原因のひとつと考えられています。
自律神経は、体温調節や血管の収縮など、体のさまざまな機能をコントロールしています。
ホルモンバランスが乱れると、この自律神経の働きも不安定になり、その結果、皮膚の感覚が過敏になったり、ピリピリとした痛みを感じたりすることがあるのです。
また、更年期になると、皮膚の水分量が減少し、乾燥しやすくなります。皮膚が乾燥すると、外部からの刺激に敏感になり、ちょっとした刺激でもピリピリと感じることがあります。
ただし、皮膚のピリピリ感の原因は、更年期だけではありません。乾燥肌やアレルギー、神経系の病気など、他の原因も考えられます。
もし、皮膚のピリピリ感が気になる場合は、まず皮膚科を受診して、他の病気の可能性がないか確認してもらうと安心です。
その上で、更年期による症状の可能性がある場合は、婦人科の先生に相談してみるのもよいでしょう。
保湿をしっかり行ったり、刺激の少ない下着や衣類を選ぶなど、日常生活でできる対策もあります。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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