芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍(BPDCN)の日本の患者さん数はどのくらいですか?
日本での年間発症数は約10~20例、これまでの診断例は222例と報告されています。
芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍(BPDCN)は、極めてまれな血液腫瘍であり、日本国内の年間発症数は約10〜20例と推定されています。日本BPDCN研究会の報告によれば、2021年8月時点で全国の確定診断例は累計222例に達しています。
欧米における発症頻度は、年間人口10万人あたり0.04〜0.05人とされ、日本でも同程度の稀少性が示唆されています。高齢男性に好発し、皮膚病変から診断に至ることが多いものの、診断の難しさや認知度の低さから見逃される可能性もあります。
現在は、全国規模での症例登録や治療法の集約が進められています。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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