間質性肺炎・肺線維症は、主にどのような薬を飲んで治療しますか? また、副作用はありますか?
ステロイド剤、免疫抑制剤、抗線維化薬(肺の線維化を抑える薬)を飲みます。薬によりさまざまな副作用が認められます。
ステロイド、免疫抑制剤(シクロスポリン、アザチオプリンなど)、抗線維化薬(ピルフェニドン、ニンテダニブ)などの薬を飲んで治療を行います。
また、自身の体を攻撃してしまう自己免疫疾患である膠原病に伴う間質性肺炎では、複数種類ある膠原病(関節リウマチ、全身性強皮症、多発筋炎/皮膚筋炎など)の各疾患に対する治療薬を使用することもあります。
ステロイド
ステロイドには以下のような多岐にわたる副作用があるため、副作用予防のための薬を併用することが一般的です。
免疫抑制剤
薬剤にもよりますが、易感染性の他に悪心・嘔吐、血圧上昇、腎障害、肝障害や貧血などの副作用が知られています。
抗線維化薬
抗線維化薬では、日光過敏・発疹(ピルフェニドンのみ)、下痢、食欲不振、肝障害などの副作用の可能性があります。
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最終更新日:
京都大学医学部附属病院呼吸器内科 呼吸器内科
渡邉 アヤ 監修
(参考文献)
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