大人の軽度知的障害にはどのような特徴がありますか?
社会に出て生きづらさが表面化するケースがあり、適切な支援につながることが大事です。
大人の軽度知的障害(知的発達症)では、仕事や一人暮らしを始めるなど社会に出てから、生きづらさが表面化するケースが少なくありません。一見すると障害があるようには見えないため、周囲から「努力不足」「やる気がない」と誤解されやすく、本人が一番苦しんでいることも多いのが特徴です。
仕事においては、マルチタスクがうまく扱えなかったり、仕事の優先順位をつけるのが苦手だったりします。日常生活では、金銭管理が苦手で、目先のお金を使ってしまい、家賃や光熱費の支払いを忘れたり、リボ払いや高額なローン、ゲームの課金などで生活が破綻してしまうリスクがあります。
また、役所の書類手続きや契約書の理解など、複雑な手続きのハードルが高かったり、対人関係でも、悪意や嘘を見抜くのが苦手で、悪質な勧誘や詐欺の被害に遭ってしまうことがあります。何かトラブルに遭っても「どう困っているか」周囲にうまく説明できず、一人で抱え込んでしまいがちです。
主治医や公的な相談窓口など、信頼できる人に相談することが大切です。
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(参考文献)
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精神科・心療内科
日下 慶子 監修
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