AGA(男性型脱毛症)による抜け毛の特徴を教えてください。

ハミルトン・ノーウッド分類というものがよく用いられます。

解説

AGA(男性型脱毛症)による抜け毛は、生え際や頭頂部から徐々に薄くなるという特徴があり、ハミルトン・ノーウッド分類というものがよく用いられます。ちなみに女性の場合は、ルートヴィッヒ分類というものがよく用いられます。

ハミルトン・ノーウッド分類とは、

  • Ⅰ型:AGAの初期症状。生え際が少し後退しているが、あまり見た目に変化がない状態。
  • Ⅱ型:Ⅰ型よりも生え際の薄毛が進行している状態で、見た目に変化が現れ始める状態。
  • Ⅱ型 vertex:Ⅱ型に加え、頭頂部の薄毛がO型に進行し始める状態。
  • Ⅱa型:Ⅱ型に加え、前頭部の薄毛が進行している状態。
  • Ⅲ型:生え際の薄毛が進行してM字になっている状態。全体的な髪のボリュームも減少している状態。
  • Ⅲ型 vertex:Ⅲ型に加え、さらに頭頂部の薄毛がO型に進行して頭皮の露出が目立ち始める状態。
  • Ⅲa型:生え際の薄毛が進行してM字になっている状態。全体的な髪のボリュームも減少している状態。
  • Ⅳ型:生え際が後退し、頭頂部がO型に薄くなっている状態。
  • Ⅳa型:Ⅲa型よりさらに前頭部の薄毛が進行して、髪が残っていたM字の中心部分も薄くなっている状態。
  • Ⅴ型:生え際の後退がより進行した状態。同時に頭頂部も頭皮が完全に露出し始める状態。
  • Ⅴa型:Ⅳa型よりさらに前頭部の薄毛が進行して、頭頂部の髪の毛も薄くなり始める状態。
  • Ⅵ型:生え際から頭頂部にかけて完全に頭皮が露出した状態。
  • Ⅶ型:頭頂部からさらに後ろまで薄毛が進行して、頭皮が露出した状態。

以上のように分類されます。

公開日

最終更新日

大阪府済生会泉尾病院 皮膚科

野村 祐輝 監修

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