子宮頸がん検診は何歳から何歳まで受けるべきですか?
細胞診は20歳から、HPV検査は30歳からを対象としています。上限は明確に示されていません。
厚生労働省の指針では、細胞診(細胞の異常の有無を調べる検査)は20歳から、HPV検査(HPVウイルス感染の有無を調べる)の場合は30歳からを対象とし、上限は検査法によって異なります。細胞診は上限年齢が明確に示されていません。
一方で、HPV検査は「有効性評価に基づく子宮頸がん検診ガイドライン2019年度版」と「対策型検診におけるHPV検査単独法による子宮頸がん検診マニュアル」内では、30~60歳の女性を対象とする、とされています。
また、「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」において、がん検診の受診を特に推奨する年齢の上限は69歳だとされています。70歳以上の方は、体力や体調なども考慮したうえで受診を検討しましょう。
株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
(参考文献)
国立がん研究センター.子宮頸がん検診について.国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方向けサイト,https://ganjoho.jp/public/prescr/screening/cervixuteri.html(参照 2025-06-17)
厚生労働省.“がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針”.厚生労働省.https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001266920.pdf ,(参照 2025-06-17).
日本産科婦人科学会.“対策型検診における HPV検査単独法による子宮頸がん検診マニュアル ”..https://www.jsog.or.jp/news/pdf/20240222_HPV.pdf ,(参照 2025-06-17).
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