甲状腺髄様癌を放置するとどうなりますか?
甲状腺髄様癌を放置すると進行して転移を起こし、命に関わることがあります。
甲状腺髄様癌は適切な治療しなければ進行し、甲状腺内の腫瘍の増大に加えて頸部リンパ節転移や肝臓・骨・肺への遠隔転移を起こします。甲状腺の「しこり」として見つかった時点で約70%に頸部リンパ節転移、約10%に遠隔転移が見られると報告されています。
進行すると反回神経麻痺による嗄声(かすれ声)や腫瘍から分泌されるカルシトニンによる下痢、血管作動性物質(血管の収縮と拡張を調節する物質)による皮膚紅潮(フラッシング:顔や上半身が突然赤くなる)が見られます。
予後は病期が進むと悪化し、甲状腺内に留まっているがんの10年生存率は95%ですが、診断時にリンパ節転移を起こしている例では45%、遠隔転移例では約20%と言われています。
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医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
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