インフルエンザB型の感染力について教えてください。
A型と同様に非常に感染力が強いです。飛沫や接触でうつり、特に発症1日前から発症後5~7日間は、ウイルスを多く排出します。
インフルエンザB型の感染力は、A型と同様に非常に強いです。主な感染経路は、感染した人のくしゃみや咳に含まれるウイルスを吸い込む「飛沫感染」と、ウイルスが付着したドアノブなどに触れた手で目や鼻、口を触る「接触感染」です。
特に感染力が強いのは、症状が出始める約1日前から、発症したあと5日~7日間程度とされています。この期間は、体内でウイルスが活発に増殖し、体外へ最も多く排出される時期だからです。
熱が下がったあとも、ウイルスはしばらく排出され続けるため、周囲の人にうつしてしまう可能性があります。そのため、学校保健安全法では、出席停止期間が「発症したあと5日を経過し、かつ、解熱したあと2日を経過するまで」と定められています。
インフルエンザB型について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
Uyeki, Timothy M et al. Influenza. Lancet (London, England). 2022, 400, 693-706.
Lessler, Justin et al. Incubation periods of acute respiratory viral infections: a systematic review. The Lancet. Infectious diseases. 2009, 9, 291-300.
Uyeki TM et al. Clinical Practice Guidelines by the Infectious Diseases Society of America: 2018 Update on Diagnosis, Treatment, Chemoprophylaxis, and Institutional Outbreak Management of Seasonal Influenzaa. Clin Infect Dis. 2019, 68, e1-e47.
Peltola, Ville et al. Influenza A and B virus infections in children. Clin Infect Dis. 2003, 36, 299-305.
Kerr, A A et al. Gastric 'flu influenza B causing abdominal symptons in children. Lancet (London, England). 1975, 1, 291-5.
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
インフルエンザB型
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです
