酸性スフィンゴミエリナーゼ欠損症を放置するとどうなりますか?
放置すると命に関わる可能性がある進行性の病気です。
放置すると命に関わる可能性がある進行性の病気です。
酸性スフィンゴミエリナーゼ欠損症は、酸性スフィンゴミエリナーゼという酵素(体の中で特定の働きをするたんぱく質)が欠損することで、肝臓、脾臓、肺・脳などに分解されなかったスフィンゴミエリンなどがたまり、肝臓や脾臓の腫れ、肺、脳などにも異常をきたします。
放置すると、肺の機能が低下して息がしにくくなる(呼吸困難)、脳の機能が低下して意識が悪くなる(意識障害)などが起き、死に至ることがあります。
この病気の治療としては、酸性スフィンゴミエリナーゼという酵素(体の中で特定の働きをするたんぱく質)を補充して、たまったスフィンゴミエリンを分解する治療薬(オリプダーゼアルファ)があります。
文京小石川クリニック 脳神経内科 脳神経内科
越智 佳奈 監修
(参考文献)
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