瘢痕拘縮の場合、日常生活で気をつけることはありますか?

関節を動かす運動やストレッチの継続、サポーター等による適切な圧迫・固定を心がけることが大切です。

【関節の運動とリハビリ】

関節が固まって動かなくなるのを防ぐため、ストレッチなどの運動療法が有効です。筋力トレーニングや有酸素運動を組み合わせた集中的なプログラムを行うことで、関節が動く範囲が改善し、将来的に必要となる手術の回数を減らせる可能性があるという報告もあります。

【圧迫・固定の継続】

専用のサポーターや衣類、包帯などで傷跡を圧迫・固定することは、引きつれの予防に役立ちます。これらは長期間の継続が必要になることが多いため、医師の指示を守り、毎日根気強く続けることが重要です。

【心のケアと相談】

傷跡は見た目や機能だけでなく、心の状態(生活の質:QOL)に大きく影響します。治療への理解を深めるための患者さん教育も重要視されています。日常生活で不自由や不安を感じる場合は、ひとりで抱え込まず、早めに形成外科などの専門家に相談しましょう。

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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科

初岡 佑一 監修

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