瘢痕拘縮の場合、主にどのような治療をしますか?

手術(Z形成術や皮膚移植等)が基本で、予防として圧迫、リハビリ、ステロイド薬なども併用します。

【治療の基本】

完成された(傷跡が固まって引きつれた)状態には、手術が最も有効な手段です。

【主な手術方法】

瘢痕拘縮に対する主な手術方法の図解。左は「Z形成術」で傷をジグザグに縫う方法。中央は「植皮・皮弁術」で皮膚を移植する方法。右は「組織拡張器」を埋め込み、時間をかけて皮膚を伸ばし再建に利用する方法。

  • Z形成術:傷をジグザグに縫い直し、向きを変えることで皮膚の突っ張りを取ります。
  • 植皮・皮弁術:傷を切除して生じた隙間に、他の場所から皮膚を移植したり、血流のある皮膚を移動させたりして引きつれを治します。
  • 組織拡張器:風船のような器具を埋めて周囲の皮膚を時間をかけて伸ばし、再建に利用します。

【予防とリハビリ】

再発防止や、症状が進むのを防ぐために以下の方法も行われます。

  • 圧迫・固定:専用のサポーター等で安静を保ちます。
  • 運動療法:ストレッチなどのリハビリで関節の動きを維持します。
  • ステロイド薬:注射や貼り薬で炎症を抑えます。
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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科

初岡 佑一 監修

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