瘢痕拘縮ではどのような症状がありますか?

関節の動きが制限される機能障害や、皮膚が強く突っ張る引きつれが主な症状です。

【関節の運動制限】

火傷やケガの跡が関節の近くにできると、皮膚が硬く縮んでしまいます。その結果、関節をスムーズに曲げたり伸ばしたりできる範囲が狭まり、動きが制限されます。重症化すると、関節が固まってまったく動かなくなることもあります。

【皮膚の引きつれと緊張】

傷が治る過程で炎症が長引くと、皮膚が強く引っ張られる引きつれ(拘縮)が起こります。このとき、皮膚には常に強い緊張がかかっており、可動性が失われた状態になっています。

【日常生活への不自由】

これらをまとめて「機能障害」と呼び、以下のような問題が生じます。

  • 手足が思うように動かせず、食事や歩行などの日常動作が難しくなる。
  • 傷跡に厚みが出たり、幅が広がったりして目立つようになる。
  • 見た目が気になり、生活の質(QOL)が低下する原因になる。
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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科

初岡 佑一 監修

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