尿道の痒みは性病以外でも起こりますか?
はい、化学物質やアレルギー、外傷などでも起こります。
尿道の痒みは、性感染症以外の多くの原因でも起こります。実際、非淋菌性非クラミジア性尿道炎の最大約半数は原因不明とされています。
具体的には、下記のような原因が考えられます。
- 化学物質(石鹸、洗剤、入浴剤、殺精子剤、潤滑剤など)
- アレルギー(食物アレルゲン、接触アレルゲン、ラテックスアレルギーなど)
- 炎症性疾患(扁平苔癬、特発性尿道炎、ベーチェット病など)
- 尿道狭窄
- カテーテル使用による刺激
- 全身性疾患(自己免疫疾患の一種など)
研究によると、特発性尿道炎は明確な臨床的実体として存在し、抗炎症治療に反応することから、非感染性の病因を支持しています。
性的接触歴がない場合や、標準的な性感染症検査が陰性の場合は、これらの非感染性原因を考慮する必要があります。
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
(参考文献)
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