女性不妊症の治療で体外受精を行う場合の費用はいくらですか？
個人差があり、保険適用では10万円以下～20万円程度、自費診療では50〜80万円とも言われています。
女性不妊症の治療で体外受精（IVF）を行う場合、費用は保険適用か自費診療かで大きく異なります。2022年4月から体外受精は保険適用となり、女性が43歳未満であること、40歳未満は1子につき最大6回まで、40歳以上43歳未満は最大3回まで、などの条件を満たす場合の自己負担は3割となります。
保険診療の場合、1回の体外受精にかかる費用は採卵・受精卵培養・胚凍結保存・胚移植などが含まれますが、採卵・培養する卵子の数によっても異なる可能性があります。10万円以下～20万円程度が目安ですが、治療予定の医療機関に確認しましょう。
一方、保険適用外（自費診療）の場合は医療機関ごとに金額が異なりますが、具体的に体外受精1回あたりにかかる費用は50〜80万円とも言われています。実際は、通院の回数や使う薬の種類、自治体の助成金制度の対象になるかどうかなどによって、同じ人によっても治療ごとに異なる場合もあるでしょう。
株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
(参考文献)
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