新型コロナウイルス感染症のワクチン接種後に肩の痛みがある場合、どうしたらいいですか?
痛みが強い場合には、鎮痛剤を使用しましょう。症状が長引くようであれば医療機関を受診してください。
肩の痛みは、コロナワクチン接種後の副反応の一種である局所反応に分類されます。この反応が起こるのは、ワクチンによって体にコロナウイルスへの免疫がつく際に起こる免疫反応と考えられています。一般的には自然に軽快するため心配はありません。
ただし、耐え難い痛みについては、痛み止めの使用を我慢しなくて大丈夫です。よく用いられるのは、アセトアミノフェンの飲み薬です。痛み止めを使うほどではない場合には、保冷剤などで冷やすのも有効です。
腫れや痛みは1週間程度続くこともあります。それ以上経過しても改善が見られないといった場合には、医療機関を受診しましょう。
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最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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