足首が痛いときは何科に行く?治療・予防法や効くストレッチはある?

監修医師濱畑 智弘整形外科 / 山田記念病院

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足首が痛い場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?

痛みが強くてほとんど歩けない場合や熱・赤みが強い場合には、すぐに整形外科を受診しましょう。

足首の痛みの診察は整形外科で行います。夜間や休日の診療では外科で対応する場合もありますので、病院へ問い合わせてみましょう。
症状に応じた受診の目安は以下のとおりです。

痛みが強くてほとんど歩けないような症状の場合

すぐに受診しましょう。スポーツや仕事でケガをした後などは骨折やアキレス腱損傷の可能性があり、重症の場合はすぐに固定などの処置が必要です。松葉杖を借りることで大分歩きやすくなる場合もあります。

皮膚の赤みが強い場合や、腫れとともに強い熱を持つ場合

細菌感染症の可能性があるためすぐに受診しましょう。高齢の方や糖尿病の治療中の方は特に注意が必要です。細菌感染症はすぐに抗生物質による治療を行うことで重症化を防ぐことができます。

ゆっくりであれば歩ける位の痛みの場合

2、3日様子をみることもできます。ただし、日に日に悪化するような症状の場合には早めに受診を検討しましょう。

足首が痛い場合の治療や予防方法には何がありますか?

痛みの原因によって異なります。例えば足首の捻挫の場合は、安静、圧迫、アイシングが基本的な初期治療です。

足首の痛みの治療方法は原因によってさまざまです。(原因の詳細は「足首が痛い原因や考えられる病気には何がありますか?」をご覧ください。)
原因がはっきりしない場合には、まずは病院を受診して診断をうけましょう。

ケガ(外傷)

スポーツや仕事で足を捻ったり、高い所から落下したりした後から症状が始まった場合には、ケガが原因と考えられます。まずは安静にできるところへ移動して、氷や保冷剤で患部を冷やしながら軽く圧迫して応急処置を行います。
歩けないような強い痛みがある場合や腫れが強い場合には、早めに整形外科を受診して診断をはっきりさせましょう。骨折や捻挫、アキレス腱損傷の程度によっては、ギプスなどの固定や松葉杖歩行が必要となります。

加齢や足の使いすぎによるもの(変性疾患)

加齢に伴い足首のまわりの軟骨や靱帯には少しずつ傷がついていきます。加えて、長時間の立ち仕事や歩行、スポーツでの足の酷使、肥満などがある場合、より損傷が進みやすくなります。関節リウマチや、過去にあった足首の骨折・細菌感染症が原因となっている場合もあります。
治療には、足底板(靴のインソール)や装具の使用、ストレッチなどの運動療法があります。痛みを和らげるために痛み止めの飲み薬や湿布を使用する場合もあります。痛みにより歩くのが大変な状況が続く場合には、手術が検討されることもあります。
また、繰り返しかかる足首への負担を減らすことで、変形や痛みなどの病気の進行を遅らせることができる場合があります。足首に長時間大きな負担がかかることを避けたり、痛みが出にくい靴や足首のサポーターを利用したりすることも有効です。

痛風発作

足首や足の指に腫れや強い痛みが急に出現した場合には、痛風の可能性があります。尿酸値の高い人や痛風の治療中の方で、水分不足や暴飲暴食の後にこれらの症状が見られた場合は特に可能性が高いです。
この場合、安静にして痛み止めを飲むことで症状が楽になることが多いです。また、痛風発作の予防のためには熱い日の水分不足を避けることや、高カロリー・アルコール過多に気を付けた生活を行うことが重要です。

足首の痛みに効くストレッチはありますか?

ケガをしたばかりの場合はストレッチは避けましょう。治療後のスポーツ復帰の際には、ケガの予防にアキレス腱のストレッチが有効です。

ストレッチは足首の痛みに有効な場合と逆効果になってしまう場合があります。
以下のような場合に分けて行いましょう。

ケガの直後など強い痛みがある場合

骨折やアキレス腱損傷、捻挫などによる強い足首の痛みがある場合にストレッチを行うと、余計に症状が悪化する可能性があります。痛みが始まってから時間が経っていない場合にはストレッチは避けて、安静にしたりアイシングを行ったりしましょう。

足の病気が治り、筋肉が固まってしまっている場合

足の病気の治療後は、アキレス腱やふくらはぎまわりの筋肉が固くなり、スムーズな足首の運動が出来ないことがあります。この状態ですぐにスポーツに復帰するとケガにつながりやすいため、十分にストレッチを行い、元の動きを取り戻してあげることが重要です。
アキレス腱のストレッチは特に重要であり、十分に行うようにしましょう。具体的には、足を前後に大きく広げて、かかとが浮かないように気をつけながら前に体重をかけてアキレス腱を伸ばしましょう。反動をつけずに30秒ほどかけてゆっくりと伸ばすことが重要です。

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編集・監修基準について

本記事は情報の正確性を担保するため、以下のフローを経て作成・公開されています。

  1. Q作成

  2. 医師執筆/監修

  3. QAレビュー

  4. 公開

山田記念病院 整形外科 整形外科部長

濱畑 智弘 監修

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