排尿障害にはどんな種類がありますか?
排尿障害とは、尿をスムーズに出せなくなる症状を招く病態を指します。
具体的には、尿が出にくい、勢いが弱い、尿が細くなる、時間がかかる、腹圧をかけないと排尿できない などの症状が含まれます。
主な原因としては、以下のようなものがあります。
- 前立腺肥大症:前立腺が尿道を圧迫し、尿の通りが悪くなる
- 神経因性膀胱:脊髄損傷や糖尿病などによる神経障害で、膀胱の収縮がうまくいかなくなる
- その他:前立腺炎や骨盤臓器脱、膀胱結石などで尿の通り道が狭くなることや、低活動膀胱などで膀胱の収縮力が弱まってしまうことも排尿障害の原因となる
排尿障害が進行すると、膀胱内に尿が残りやすくなり、頻尿や残尿感などの蓄尿症状が生じることがあります。
しかし、これらは排尿障害そのものではなく、関連して発生する症状として考えられます。
尿が出しにくいなどの症状がある場合は、尿流量検査(ウロフロメトリー)や、超音波検査(エコー)で排尿の状態や膀胱内の残尿を確認し、適切な治療を受けることが大切です。
治療や排尿障害について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
(参考文献)
日本排尿機能学会など. 脊髄損傷における下部尿路機能障害の診療ガイドライン 2019年版. 中外医学社. 2019
日本排尿機能学会用語委員会 編.日本排尿機能学会標準用語集 第1版.2020年,中外医学社.
日本泌尿器科学会.尿が出にくい・尿の勢いが弱い・尿をするのに時間がかかる.日本泌尿器科学会,https://www.urol.or.jp/public/symptom/05.html(参照 2025-02-28)
日本排尿機能学会・日本泌尿器科学会. 女性下部尿路症状診療ガイドライン 第2版. リッチヒルメディカル. 2019
日本泌尿器科学会.男性下部尿路症状・前立腺肥大症診療ガイドライン. リッチヒルメディカル,2017.
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
排尿障害
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ