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肩の痛みや炎症を抑える薬はありますか?
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
消炎鎮痛剤などの痛み止めや、神経痛に効果的な飲み薬が有効なことがあります。
解説
痛みの原因となっている病気にもよりますが、消炎鎮痛剤などが有効です。
消炎鎮痛剤
腱板(けんばん)などの筋肉や腱、関節の中の炎症には、炎症を抑える効果のある痛み止め(消炎鎮痛剤)の内服が有効な可能性があります。
この薬は、一般的に腎臓や胃腸に負担がかかることが多いため、医師の指示に従いましょう。
その他の薬剤
首が原因で肩の痛みを生じている場合には、上の消炎鎮痛剤の他、神経痛に特化した薬や筋肉を弛緩する薬、神経の回復を早めるビタミンBの薬が処方されることがあります。
神経痛に特化した薬には眠気やふらつきが出やすいことがあるため、用量に注意して使用しましょう。
なお、転んだ後に強い痛みが起こった場合、骨折や腱板断裂の可能性があります。
処置が必要になることが多いため、薬で痛みを抑え込むのではなく、一度整形外科を受診しましょう。
関連する病気と症状
(参考文献)
関連する質問
肩の痛みを引き起こす日常生活上の原因に何がありますか?
肩の高さより上に重いものを持ち上げる、反復作業をするなどが原因となります。
肩こりに湿布は効果がありますか?
湿布の効果は個人差があるため、症状が改善しない場合は診察を受けましょう。
肩の痛みとはどのような症状ですか?
肩やその周辺に痛みが生じます。
肩の痛みの原因としてはどのような病気が考えられますか?
肩の関節や筋・腱が原因である場合と、その他の場所に原因があって痛みを感じている場合があります。
肩の痛みがよくならない場合はどうしたらよいですか?
肩や首に負担のかかる動作を避けることで改善する可能性があります。医療機関を受診の上、日常生活上の工夫について相談してください。
肩の痛みに関連する病気や症状
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