すねの前面が運動不足で痛むのはなぜですか?
運動不足の人が急に運動すると、筋肉や骨に過負荷がかかり、炎症や疲労で痛むためです。
普段、あまり運動しない人が、急にランニングやジャンプなどの運動を始めると、すねの前面にある筋肉(前脛骨筋など)や、その筋肉が付着している脛骨(すねの骨)に、慣れていない強い負荷が繰り返し加わります。
これにより、筋肉が疲労したり、骨の表面を覆う骨膜に炎症が起きたりします。これは「シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)」の初期症状や、単なる筋肉痛として現れることもあります。
運動不足の期間が長いほど、組織が運動のストレスに耐える準備ができていないため、痛みが起こりやすくなります。
運動を始める際は、ウォーミングアップをしっかり行い、運動量や強度を徐々に増やしていくことが大切です。
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
(参考文献)
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