レントゲンで肺に白い影があって異常なしの場合、原因は何ですか?
レントゲンで白い影が見えても、多くは異常がない「偽陽性」であり、がんではないものが原因です。
胸部レントゲン検査で白い影が見つかっても、「異常なし」と判断されることは珍しくありません。これは、レントゲン検査の「偽陽性率」が高いことによるものです。偽陽性とは、検査の結果が「陽性」(異常あり)と出たものの、実際には病気ではなかったという状態を指します。胸部レントゲン検査における偽陽性率は96.7%にも上るという報告があります。
この白い影の原因としては、過去の炎症の跡、肺の血管や骨の重なり、あるいは一時的な変化などが考えられます。多くの場合は、精密検査の結果、心配のない良性の所見や、治療の必要がない状態であると判断されます。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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