肺に影がある場合、治療や予防方法には何がありますか?
原因となる病気によって異なります。肺がん検診の対象者には禁煙が強く推奨されます。
「肺に影がある」という状態は、あくまで画像検査で見つかる「所見」であり、その影が何であるかによって治療や予防方法が大きく異なります。
肺がん検診で影が見つかった場合に懸念される「過剰診断」(進行が遅く治療の必要性が低いがんの発見)に対しては、不必要な治療(過剰治療)を避けるために適切な経過観察を行うことが重要であるとされています。
肺がんの予防としては、最も重要な危険因子である喫煙をしないこと、または禁煙することが何よりも重要です。特に、低線量CT検査による肺がん検診の対象となる喫煙者に対しては、検診を受けると同時に禁煙し、対象から外れるように努力することが非常に重要であるとされています。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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