女性不妊症で顕微授精を行う場合の成功確率を教えてください。
女性の年齢によって違いがあります。
女性不妊症で顕微授精を行った場合の成功確率は、女性の年齢によって違いがあります。顕微授精の成功率を妊娠率と考えると、日本産科婦人科学会の公表している2022年のデータでは、1回の胚移植あたり20代では約31%、30代では約28%、40代になると約10%となっています。全体平均は約20%です。
顕微授精の成功率は、年齢をはじめとして個人の体質、卵子や精子の状態によって異なります。体外受精を実施する際は、担当医とよく相談しながら治療方針を決定することが重要です。
株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
(参考文献)
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