体温が低い場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
体温が低い場合は、一般内科などを受診するのが適切です。37℃未満が続く場合は受診を考慮してください。
体温が低い場合、以下の科を考慮して受診するとよいです。
まずは一般内科を受診するのが適切です。一般内科では、甲状腺機能低下症や副腎不全、低栄養状態、循環不良などの基本的な原因を診断し、必要に応じて他の専門科に紹介されることがあります。
その他にも内分泌内科や循環器内科、精神科/心療内科などへの受診を考慮してもよいかもしれません。
病院を受診する目安としては以下のような場合が考えられます。
1.体温が持続的に35℃以下の場合
特に明らかな原因がないのに低体温が続く場合は、なんらかの病気が隠れている可能性があります。
2.その他の症状を伴う場合
体温低下に加えて、以下のような症状がある場合は早めに受診しましょう。
3.高齢者や慢性疾患を持つ人
高齢者や持病(糖尿病、心臓病など)がある場合、体温が低いことが感染症や他の病気のサインである可能性があるため、早めに受診することが重要です。
体温の低下が気になる場合や他の異常がみられる場合は、早めに医師に相談することで、重篤な病気を早めに発見することができます。
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最終更新日:
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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「体温が低い」とはどのような症状ですか?
通常は体温が36~37℃より低い状態のことをいい、倦怠感や震えを伴います。
体温が低いの原因や考えられる病気には何がありますか?
体温が低い原因には、甲状腺機能低下症、低血糖、貧血、感染症の初期段階などがあります。
体温が低い場合の治療や予防方法には何がありますか?
体温が低い場合の治療には、保温や原因疾患の治療があります。予防には適切な食事と運動が効果的です。
体温が低い状態のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
体温が低くなると頭痛がするのはなぜですか?
体温が低下すると、血管が収縮し、脳への血流が減少するためです。これが頭痛の原因となることがあります。
朝方や寝起きに体温が低くなるのはどうしてですか?
生理現象である体内時計の影響を受けるからです。体温は睡眠中に低下し、朝方に最低となります。
体温が34°C台になると、体にどのような影響を及ぼしますか?
体温が34°C台に低下すると、震え、意識障害、呼吸・心拍数の減少が起こります。
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