お腹をへこますと痛い場合、どのような原因が考えられますか?
筋肉痛のほか、お腹の臓器の炎症によって症状が起こっている場合があります。
お腹をへこますと痛い場合、原因として体の表面(筋肉など)の問題と、内部(胃や腸などの内臓)の問題の両方が考えられます。
まず、腹直筋など、お腹周りの筋肉痛、筋肉の軽い損傷があると、お腹をひっこめる動作によって痛みが出ることがあります。
運動をしたり、重いものを持ったりしたあとに症状が出ているのであれば、その影響である可能性があります。
内臓が原因である場合としては、腹膜というお腹の内側が刺激された痛みが生じている可能性があります。
例えば、急性虫垂炎(盲腸)などによって、腹膜炎が生じていると、お腹をひっこめる動作で腹膜が刺激され、痛みが走ることがあります。
このような場合には、お腹を押すと痛みが生じ、歩くと響くなどの症状もあります。
痛みが軽く、筋肉痛のような痛みであれば様子を見ていても問題ありませんが、鋭い痛みや発熱を伴う場合、徐々に痛みが強くなる場合には、重大な病気の症状である可能性があるため、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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