心因性発熱の特徴はなんですか?
身体的に体温が上がる原因がはっきりしないことに加えて、ストレスに伴って体温が上がることです。
心因性発熱の特徴は、身体に明らかな感染症や炎症がないにもかかわらず、ストレスなどの社会心理的な要因によって、体温が上がることです。はっきりしたストレスの原因が特定できないことさえあります。
多くの場合、ストレスに伴って体温が上がったり、微熱が続いたりする傾向があります。体温が上がる以外の症状がはっきりしないこともあれば、高体温により、疲れやすいなど身体が消耗する場合、頭痛などほかの症状を伴う場合もあります。
学校や家庭環境などのストレスが原因となることが多く、ストレスから離れたり環境を調整したりすることで、熱が下がることもあります。
血液検査などをしても異常が見つからないことが多く、診断には時間がかかることもあります。心因性発熱は、本人のつらさが周囲に理解されにくいこともあるため、早めに医療機関を受診し、医師に相談することが大切です。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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