心因性発熱
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/04/26
あなたの症状と心因性発熱の関連をAIでチェックする
心因性発熱にあった市販薬をチェック
病院に行く前に
まずは様子をみたい
まずは自分でできる
対処を試したい
心因性発熱について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
心因性発熱と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
体温が37.5℃以上
- 自覚した時期
- 3週間以上前から
- 症状の程度
- 38℃より高い
気持ちが落ち込んでいる
- 自覚した時期
- 半年以内
ほとんど毎日疲れているか、なにもやる気がしない
- 症状の頻度
- ほぼ毎日同じような症状がある
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
心因性発熱とはどんな病気ですか?
主にストレスが原因になって起こる体温上昇のことです。性別や年齢問わず起こる可能性があります。細菌やウイルス感染による風邪とは異なったメカニズムで発熱します。
心因性発熱の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
心因性発熱への対処法は?
解熱剤は効果がないことが多いです。心因性発熱の原因であるストレスに対する解決策を見つけていくことが重要です。
心因性発熱の専門医がいる近くの病院はありますか?
心因性発熱の専門医がいる病院を見る心因性発熱のQ&A
- A.
ないわけではありませんが、感染症など炎症性のご病気と比較して寒気は起きにくいと言われています。
解説心因性発熱で寒気を感じることは、あると言えます。ただ、感染症や膠原病などの炎症性疾患に伴う体温上昇と比べて、起こりにくいと言われています。
炎症性疾患では、炎症性サイトカインやプロスタグランジンなどを介して、骨格筋がふるえることで体温が上がり、これが悪寒として感じられます。心因性発熱では、炎症性サイトカインやプロスタグランジンなどを介さないため、悪寒は起こりにくいと言われています。
ただ、心因性と考えられていたら身体要因がみつかることもありますし、心因性は悪寒が出ないというわけではありませんので、心因性発熱で悪寒を感じることはあると言えます。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る國松淳和. 機能性高体温症の臨床. 心身医学. 2020, 60, 227-233.
岡田あゆみ. 小児の心因性発熱 (機能性高体温症) の診断と治療—神経発達症との関連について—. 心身医学. 2020, 60, 217-226. - A.
身体的に体温が上がる原因がはっきりしないことに加えて、ストレスに伴って体温が上がることです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る心因性発熱の特徴は、身体に明らかな感染症や炎症がないにもかかわらず、ストレスなどの社会心理的な要因によって、体温が上がることです。はっきりしたストレスの原因が特定できないことさえあります。
多くの場合、ストレスに伴って体温が上がったり、微熱が続いたりする傾向があります。体温が上がる以外の症状がはっきりしないこともあれば、高体温により、疲れやすいなど身体が消耗する場合、頭痛などほかの症状を伴う場合もあります。
学校や家庭環境などのストレスが原因となることが多く、ストレスから離れたり環境を調整したりすることで、熱が下がることもあります。
血液検査などをしても異常が見つからないことが多く、診断には時間がかかることもあります。心因性発熱は、本人のつらさが周囲に理解されにくいこともあるため、早めに医療機関を受診し、医師に相談することが大切です。 - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る心因性発熱とは、ストレスが原因で起こる発熱のことで、風邪や感染症とは異なり、検査をしても明確な原因が見つからないことが多いと言われています。
以下のような特徴があるとされています。- □ストレスに応じて体温が上がる
- □解熱鎮痛剤が効かない高体温である
- □悪寒を伴わない高体温である
- □慢性的に体温が高いのに、他に症状がない
- □手のひらに汗をかく
- □不眠を伴う
- □食欲と体温上昇が無関係である
- □抑うつ的である
長引く微熱や体調不良が続く場合には、心の状態も含めて見直すことが大切です。気になる症状があるときは、早めに医療機関を受診し、医師に相談しましょう。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、心因性発熱かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。 - A.
ストレスを感じることで、気分が落ち込んだり、眠れなくなったり、頭痛などの身体の症状が出たりすることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る心因性発熱の初期症状としては、ストレスを感じることです。小児期や思春期に多いとされており、元気がないなど普段と違う様子がみられるかもしれません。発熱以外にも、だるさや頭痛、お腹の調子が悪いといった体の不調を感じることもあります。
心因性発熱は、体に異常がなくても心の状態が影響して起こるため、無理をせず、心と体の両方を休めることが大切です。つらいときには早めに医療機関を受診し、医師に相談するようにしましょう。 - A.
ストレスに伴い体温が上がる、高体温のせいでだるかったりのぼせたような感じがしたりする、頭痛などの身体の症状などがみられます。
解説心因性発熱では、主に以下のような症状がみられることがあります。
また、眠りにくい(入眠困難)、夜中に目が覚める(中途覚醒)、朝早く目が覚める(早朝覚醒)といった睡眠の問題や、緊張しやすい、イライラする、気分が落ち込む(抑うつ)などの心の不調がみられることもあります。
これらの症状は、学校や家庭でのストレスがきっかけになることもあります。体温が高くても、風邪のような感染症の症状がない場合は、心因性発熱の可能性も考えられます。気になる症状が続く場合には、早めに医療機関を受診し、医師に相談するようにしましょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る岡田あゆみ. 小児の心因性発熱 (機能性高体温症) の診断と治療—神経発達症との関連について—. 心身医学. 2020, 60, 217-226.
岡孝和. 心因性発熱 (機能性高体温症) に対する非薬物療法と薬物療法. 心身医学. 2020, 60, 234-240.
心因性発熱について、医師からのよくある質問
- 体温は37.5℃以上ですか?
- 心理的ストレスを感じている様子(学校へ行くのを明らかに嫌がるなど)ですか?
- 最近のショックな出来事で今回の症状に直結するようなストレスはありましたか?
- 最近の生活や環境の変化で今回の症状に直結するようなストレスはありましたか?
- 最近、気持ちが落ち込んでいると感じますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科